はじめまして。
ネタノシミ管理人です。
当サイトでは心と脳をテーマとして扱っています。
しかしその真の目的は、
「自分含め、人間の”脳力”を上げる為には何をすれば良いのか」
その方法論を探求する事にあります。
“脳力”という言葉は見慣れないと思いますが、
文字通り、脳の能力と考えていただいて良いでしょう。
そしてそこには、心の扱い方も含まれます。
つまり脳と心の扱い方を研究し、
“脳力”を上げる方法論を見つけ出すことが目的です。
同時に私自身はそれを「実践」もしていきます。
さらに、もう一つ先の目的を言うならば
心と脳の使い方を学び、実践し、人生を楽しく生きる事、
それこそが醍醐味なのではないでしょうか。
そういった真意を知ってか知らずか、
2018年にこのサイトを立ち上げてから、
少しずつアクセスが集まり、
現在も見てくれている方が一定数いるようです。
ありがとうございます。
ただサイトの更新自体は、
管理人が忙しいという都合で
ほぼ止まってしまっております。すみません。
このサイトを立ち上げた当初の理由としては、
私が学んだ知識をまとめる事でした。
それによって、多くの方がその有益な情報を
共有してくれれば一石二鳥という考えです。
ただ同時に私自身がその知識を実践に移し、
継続する内にそれなりの手ごたえを感じてきました。
結果として私自身は、「習慣と継続」により
脳を鍛えられることを確信しております。
そんな中で、私が体感してきた成長を、
今度は皆さんにも体験して頂きたいと思うようになりました。
…思うようになりまして、はや数年。
というのも、「脳」という分野は、
科学的にもいまだ分からない事が多く、難しい分野になります。
数多くの論文が出てはいますが、
特に実践的な観点のものを見てみるとほとんどが、
「何百人を対象に〇〇を行ってもらった結果」
などといった統計データとして集約される事が多いのです。
こういった研究の問題点は、
ブラックボックスである脳の中身に一切触れられていない事。
簡単に言うと、以下のことが曖昧になります。
・被験者が適当にやったか、本気でやったか
・疲れていたか、元気だったか
・どんな思考回路で実験に取り組んだのか
→事前にその実験が上手くいくコツを経験則的に知っていたか否か
→コツを生み出すのが上手い人だったかどうか
その他にも、実験としての条件を乱す
環境要素は数えきれないほどあるはず。
それらを”正確に”知る手立てはほぼありません。
MRIで脳の活性領域を調べることはできますが、
脳の機能として何が起こっているか、
つまり頭の中で何を考えているのかは
外から見ても分かりません。
したがって、”物理的な脳”はともかく、
“心”と呼べる領域まで踏み込んだ脳の機能について、
客観的で再現性のある研究をすること自体が
かなり難しくなってきます。
何が言いたいのかと言うと、
脳のブラックボックスの中身は
科学的に見て、まだまだ未知の領域であり、
「脳機能」や「脳の扱い方」を研究し、
実践レベルに落とし込む前提においては、
統計学的な”論文”はあてにならない、というのが
私の見解だという事です。
そして当ブログでは、
「高速音読をしましょう!」
「Nバックタスクをしましょう!」
「読書をしましょう!」
と言ってきましたし、その効果は絶大だと思っていますが、
実際にそれを行うのは他でもないあなた自身です。
よって具体的な「脳の使い方」を
伝えるのは非常に難しいところ。
ただ一つ言えるとすれば、
脳を鍛えたい場合は、
「これをやっておけばいいや」
と思考停止でやるよりは、
「自らの力で限界を超えてやろう」
という意気込みで、
その方法論さえも考えながら
工夫しつつ自分の脳と格闘していった方が、
その効果も圧倒的に大きなものとなります。
もちろんがむしゃらにやれば良い
というものでもありませんが、
最低限の方向性は当ブログが示してきたものであり、
現在の私の見解としてもそれは変わりありません。
という事で、これからも私の主張は依然として同じですが、
その先に進むためにも、
多くの方の成長を手助けする手立ては無いか、今後も考えていきます。
そのためにはまず「私が」全力で実践する事が
前提になると思っています。
それでもやはり脳についての研究は趣味の範疇であり、
あくまでも今は片手間で取り組んでいる状況です。
ただ、あなたがこれを読んでいる時間も含め、
私はいつでも何かに全力で取り組む中で、同時に、
自分の脳に対する洞察・分析を何となく続けているはずです。
つまり自分の”内面”の観察。
それこそが「脳機能を理解する」ため、
そして「脳を鍛える方法論を見つけ出す」ための
最善策だと、現時点ではそう考えています。
言い換えると、私の中で無意識的に暗黙知を貯めていき、
それをどうにか言語化する段階が来ることを狙っています。
したがって、当ブログの記事更新については、
不定期になってしまうはずです。
ただし、脳について
少しだけ深く思考する機会が多かった事、
そして上でも触れた
“ブラックボックス”という
ある意味、偶然にも助けられ、
数字として結果が出た事、
それら経験の中で、私自身が思考してきた事や、
学んできた知識を、
何らかの形で皆さんの役に立てたいという思いは
常にあります。
ただ、それがブログの記事として形になるまでには、
時間がかかることが予想されます。
ですのでやはり、結局のところ、私は私の足で、
あなたはあなたの足でどんどん進んでいく事が、
お互いの目標達成にとって、一番の近道となるでしょう。
という事で大した情報は提供できませんでしたが、
あなたと「あなたの脳」に幸あることを願って、
一旦終わりにさせていただきます。
それではまた。